1956年の川頭監督による映画「涙」では、ロケの多くが浜松市でなされました。 そのため、当時の風景を動画で見ることが出来、浜松育ちには興味深いものです。 このHPでは浜松周辺および浜松にゆかりのある場面を紹介します。 紹介は静止画ですので、動画配信サイトなどでご鑑賞ください。 浜松市にある木下恵介記念館ではこの映画を上映した事があります。 ここで使用する静止画は「松竹ホームビデオ」からの引用です。
上の中央に公会堂、その左に警察署、中央の右にある横長の建物がに映画館です。
松菱デパートを田町側から見たところです 松菱デパートの屋上です。浜松駅が見えます。
駅前バス乗り場から北を見ていますす。兄妹は中田島から戻りここで降ります。 有楽街のネオンサインです。100万ドルのネオンと呼びました。 主人公の住む床屋は有楽街にあるという設定です。
音楽サイレンのある建物の南側の建物の西側です。 二俣街道側の通用門です。のこぎり屋根の建物は2023年時点で存在しています。
外階段下に水飲み場があり、幼い頃、松菱へ行く時はそこで水分補給しました。
戦災での全焼後本堂は再建しましたが、がらんとした感じです。 鴨江寺の東にあった消防16分団の火の見櫓です。横に公衆トイレもありました。
八幡宮例大祭の「神輿お渡り」です。池町通りを北に向かっています。 時期が一致しているので、神事なのか撮影用の行列かがわかりません 7月に行われる遠州大念仏です。この後、春日軒の前だと解る箇所を通過します。 カメヤパンはロバのパン屋で、地元では有名でした。
遠浅でないため泳げませんが、ビーチパラソルの下で寛ぐのは最高です。 天竜川にできたダムで砂丘が縮む以前には、この様に広い砂丘が在りました。
当時の市営バスは数路線しかありませんが中田島線はその中の一つです この映画にはバスが頻繁に出てきます。当時は貴重な移動手段でした。
気賀から舘山寺方面へ行く橋が見えます。都田川の北側の堤に座っています。 上と同じで曳舟橋だと思います
海上交通が残っていて、気賀から舘山寺まで船で行く設定です。 赤石山脈と同じ赤い岩で「鶏冠岩」の付近です
弁天島駅の設定ですが確認できていません。 「みつ」までは読めます。撮影は新居に在った「新居劇場」(小松劇場)です。
下り線は単線時代の物で、老朽化のため現在は別デザインの橋です。
以降は春日軒(ヒロインが住む場所)のロケ地探しです。 映画では春日軒は有楽街になっていますが、有楽街でロケをした新聞記事は ありません。「八幡宮の祭礼場面を池町通りと砂山銀座に展開した」との 記事(遠州新聞9/2)はあり、祭礼場面に春日軒が登場します。 春日軒をヒロインの友人が訪問した際、その向かい側の店の看板が写って いましたので、その名前から砂山町にある看板の店の位置が解りました。 当時の住宅地図から春日軒を推定するとちょうど「藤田理髪店」という 店が見つかりました。其処を使って外観と店内を撮影したのではないか と思います。
ヒロインが叔父家族の世話になっている床屋です。 この武内電気は砂山町にあります。従って春日軒のロケは砂山町です 昭和35年の住宅地図です。武内電機は右下の一角にあります。 春日軒に藤田理髪店(武内電機の筋向い)を使ったと思われます。 地図では藤田理髪店の隣が質屋ですが、写真でそうも見えます。 上とほぼ同じアングルで昼間写したものです。 春日軒のお向かいは「高田洋服」です。これも藤田理髪店説を補強します。